1.あんなに一緒だったのに

作詞:石川千亜紀
作曲:梶浦由記

あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色

ありふれた優しさは君を遠ざけるだけ
冷たく切り捨てた心は彷徨うばかり
そんな格好悪さが生きるということなら
寒空の下 目を閉じていよう

あんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 加速していく背中に今は
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを

運命とうまく付き合って行くならきっと
悲しいとか寂しいなんて言ってられない
何度もつながった言葉を無力にしても
退屈な夜を潰したいんだね

あんなに一緒だったのに
ふぞろいな二人に今 たどりつける場所など無いんだ
あんなに一緒だったのに 初めて会う横顔に
不思議なくらいに魅せられてる 戸惑うくらいに

心はどこにいる? どこに吹かれている? その瞳が迷わぬように

あんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 動き始めた君の情熱
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを


2.月ひとつ

作詞:石川千亜紀
作曲:梶浦由記

寂しげな月ひとつ
貴方のところで見る頃は
キレイな満月になっているだろう

この羽ふるわせて 旅立つ鳥は今
愛される理由を景色に探してた

あなたを愛してから 抱かれた胸の奥の
一枚の絵の中 帰りたい海を見つけた

月はいくつあるの?
一人の部屋へと帰る道
それぞれの夜を見守ってくれた

こんな月明かりに 飛び立つ鳥は今
どこまでも自由に 愛したい気持ちだけ

あなたを愛してから 見上げた空の地図に
手をかざして笑う もう一つの月をみつけた


3.あんなに一緒だったのに(KARAOKE)


4.月ひとつ(KARAOKE)